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人間と同じように犬にも生活習慣病はあります。ある獣医師の話によれば、心臓病、糖尿病、腎機能障害、がんで来院する犬や猫が増えているようです。 人間の場合は、偏食、運動不足、ストレス、過度の飲酒、喫煙などがその原因と言われていますが、ペットの場合はどうなのでしょうか? このページでは犬、猫の生活習慣病に関する情報を提供いたしますので、ご興味のある方はご覧下さい。 |
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【はじめに】 犬の場合、生活習慣病の多くは、“遺伝病”であることが多いと言われています。例えば、人間の都合で犬種改良を重ねてきた過程で、どうしても、犬種によって発症しやすい遺伝病ができてしまったというような場合は、犬が元来もっているものだから仕方がありません。 しかし飼い主の管理によっては、発症を防いだり、遅らせたりすることも可能なようです。 【生活習慣病を防ぐには…】 ある専門家は「子犬の時期をどう過ごさせるかが、生活習慣病から愛犬を遠ざける第一歩」と言っています。 子犬は構いすぎても構わな過ぎてもいけないようですが、生後6〜7カ月までが育ち盛りであり、この時期に充分な睡眠と適度な運動をさせてあげないと、脳や筋肉や骨などが未発達のまま成犬になってしまいます。 子犬の時期でも、室内で適度に歩かせたり走らせたり、ときにはボール遊びなどをしてあげることによって“骨格”をしっかり作れるそうです。成長期の運動は、後の骨格形成にも影響をおよぼすので、発育において欠かせません。 また、しつけ”で分離不安症、ひっぱりグセ、飛びつきグセを直すことも大事と言われています。 分離不安症”の犬は、生活習慣病を招きやすいと言われていますし、飛びつきグセやベッドに上る習慣がある場合は、関節を痛めて椎間板ヘルニアなどを発症しやすいと言われています。 【大切なのは日々のケア】 犬や猫の生活習慣病予防のキーワードとして、肥満が挙げられます。 肥満を考える際、“体重”ではなく“体脂肪”に着目する必要があります。 人間の場合もそうですが、皮下脂肪による肥満なら体も大きくなりますが、内臓の周りに脂肪がつく「隠れ肥満」の場合、外見上は太ってみえないこともあります。肥満予防のポイントは、体脂肪のバランスを整えることのようです。 現在は犬も猫も長寿化傾向にありますが、単純に寿命が長くなるだけでなく、健康な状態で少しでも長く暮らせることが、愛犬の幸せに繋がります。そこで必要になってくるのが、肥満を避けるべく、正しい食事管理なのです。 ずっと一緒にいたい大切なペットだからこそ、日頃から愛犬の健康には気をくばりたいものです。もし「生活習慣病が心配…」と感じたら、専門家に相談する等、何らかの対策を考えてみてはいかがでしょうか。 |
(おすすめドッグフードについて) |
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