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【なぜ統一した料金基準が作れないのか?】 統一した料金基準を作れば、安心してどの動物病院でも行けるようになると思うのですが、残念ながら基準の作成は難しいようです。 それは基準料金を作ることを、国が独占禁止法で禁止しているためです。元々この法律は「公正で自由な競争を促進して、より良いサービスを提供してもらう」ことを意図に作られたものですが、皮肉にもその法律が明確な基準作りの妨げになっているのです。 また、全ての人に関わる可能性のある公的医療保険制度に比べ、ペットを飼育している人は限られていると言う点が、動物の医療保険制度が実現しない理由ではないかと思います。こうしたことから今後も統一した基準作りはあまり期待できないものと思われます。 【どうすれば治療費を巡るトラブルは避けられるか?】 法律云々ということを抜きにしても、診療料金の透明化には難しい面もあります。 それはある病気を治療する際には、それに付随する検査が絡んでくる点です。 例えば避妊手術一つをとっても、その動物の年齢や健康状態によって、施術項目、手術に必要な検査項目が異なります。 そのため避妊手術という一つの治療名でも、ケースバイケースで治療費が違ってくる可能性があるのです。 では、どうしたらトラブルが避けられるのでしょうか? 最も効果的なのは、実際に治療を行う前に獣医師に積極的に聞く(質問する)ことだと思います。 質問の内容としては、 @診療の内容とその料金 A上記の治療による効果 B他の選択肢の有無 C治療後に必要なケアとそれにかかる料金 などです。 「聞きたくても先生に対して恐れ多くて聞けない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、後々のトラブルを避けるため、また大切な犬や猫のためですから、必要と思えば遠慮せずに聞くことが大事だと思います。 最近は、インターネットのホームページで料金を明示している動物病院もあります。当サイトの動物病院の紹介ページには、各動物病院のホームページへのリンクが張ってありますので、よろしければ活用してください。 家族同様に大切なペットの治療ですから、たくさんの情報を集めてから病院にかかられることをお勧めいたします。 |
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